改良版・水溶性UVレジン「プロクリスタルUV」の特性

※2015年9月14日にブログの記事を書き直しております。

2015年5月にテムコファインさんから水溶性のUVレジンが発売されました。
が、その後、硬化時間短縮や、さらに性能の良いものをと、改良を重ね、新し生まれ変わりました。

そこで、このページの内容を改良したUVレジン用に書き直しました。


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<2015年5月の気持ち>

テムコファインさんとお付き合いするようになって早2年。

その間、テムコファインさんからは「UVレジンの開発を今頑張っています!」とずっと伺っておりまして、試作品などを使わせ頂き、感想などをフィードバックしておりました。

そしてこの春、やっとUVレジンが完成致しました。

何度も実験を繰り返し、ご苦労を重ねてきたテムコファインさん。
本当に本当にお疲れ様でした。
またおめでとうございます。

このUVレジンのすごいところは何と言っても水溶性であること。
(現在市販されているUVレジンはすべて水溶性ではありません)


安全性の高い製品を作りたいという思いから、今までにない商品の開発を目指したそうです。

今までにない商品を作る・・・。

これって本当に大変なことです。
前例がないことにチャレンジするのはとても大変なことですが、こうした精神が未来を切り開いていくにはとても大切・・・。
テムコファインさん、本当にお疲れ様でした。

<2015年9月の気持ち>

現状で満足せずに、より良いものを作るために日夜問わず、研究を重ねて、プロクリスタルUVを作られたスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。前の製品よりも、本当に良くなっていて、ここまで来るのに本当に大変なご苦労を重ねたことと思います。
本当にお疲れ様でした。

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~改良した水溶性UVレジン【プロクリスタルUV】の特性~ 2015年9月

uv10.jpg


このUVレジンは水溶性です。
水溶性ということは、手についた液などを水で落とせるということです。

今市場で販売されている油性のUVレジンとは原材料が異なるため、今まで使い慣れているUVレジンと同じ感覚で作ると「あれ?」となります。

現状(2015年9月現在)でわかった特性をご紹介したいと思います。

※比較対象はパジコさんの「太陽の雫」(ハードタイプ)と清原株式会社さんの「クラフトUVレジン」(ハードタイプ)です。

■水溶性である

「プロクリスタルUV」は水溶性です。
なので手やテーブルに付着した場合、水でさっと洗い流すことが出来ます。
油性のタイプはアルコールなどでふかないとちょっとベタベタした感じが残ってしまいますが水溶性の場合はお手入れが楽です。
そして、匂いがほとんどしません。
またテムコファインさん情報によると毒性も低いそうです(*^。^*)

UVレジンアクセサリー作りを趣味としているスタッフの一人が、最近、レジンアレルギーになりました。今後もレジン作品は作っていきたいそうなのですが、レジンアレルギーの悪化も嫌ということで、水溶性レジンに移行出来ないか、模索しています。
そのスタッフが水溶性を使った時、刺激が少ないのがわかると言っていました。


最近レジンアレルギーになる人が増えているそうです・・・(>_<)

読者の方から、レジンアレルギーについて、もっとみんなに知ってもらった方が、レジンを長く楽しめると思うのでブログでレジンアレルギーについても取り上げてください・・・といういメールを頂きました。
その方に教えてもらったリンク先はこちら

アレルギーを意識するようになってからは、安全性の高い水溶性レジンに慣れた方がいいな・・・と思うようになりました。
特に子供と一緒にやる時は、水溶性がいいなぁ~なんて思ったり・・・。
身近な人もアレルギーになったので、安全性の高いレジンというのは、貴重だな・・・と思う今日この頃です。

■照射時間について

改良された【プロクリスタルUV】の硬化時間は、初期のものより、早くなりました。
とは言っても油性UVレジンと比べたら時間がかかります。
【太陽の雫】や【UVクラフトレジン】をお使いの方は、いつもの2~3倍くらいの時間・・・を基準に試してみていただけたらと思います。

そして、量が少なかったら硬化時間は少なくてもいい・・・という概念はプロクリスタルUVにおいては捨てた方がいいです。
どんなに少量でも、最低でも4分は照射した方がいいです。可能なら6分がベター!(36WUVランプ使用時において)

そして、もし可能なら、照射パワーがより強い方がいいので、何か薄い箱の上に置いてライトの中に入れ、ちょっと底上げしてランプに近づけて照射した方が、硬化が安定します。
照射パワーがないと、硬化が安定しないような気がします。(個人的見解だけど・・・)
こんな感じで・・・
IMG_6470.jpg

特に、マットな色をつけたレジンを固める場合や、底の部分が不透明であるセッティングなどにレジンを入れて固める時は、強い力で一気に固めた方が安定するので、可能ならライトに近づけた方がいいです。


■硬化前の粘度について

プロクリスタルUVは粘度が低いです。
なので、複雑な形の枠に入れたりしたときに、すぐに隅々まで簡単にレジンがいきわたってくれるのでいいです(*^。^*)

ただ、粘度が低いのでぷっくりとした感じにコーティングしたい時に少し不便を感じるかもしれません。

■着色について

2015年5月に発売された商品は、着色剤、着色の仕方次第では、硬化しないことがあったりと、かなり不安定でした。

しかし、改良されたUVレジンは、この点がかなり改良されました。

まず、ダイソーさんで販売されている粉末のレジン着色剤ですが、使えます。
cl.jpg

ちゃんと硬化しました。
実験では黄色と白を試しました。
マットな色の白ではどうかな?と思いましたが、白も大丈夫でした。

マニキュアを塗った上にコーティングできるかどうか試したのですが、それもOKでした。
改良前の物は、マニキュアを塗った上にコーティングした時、硬化がとても不安定でした。

1.ダイソーさんの白の着色剤を混ぜて作ったホワイトのレジン液を
IMG_6447.jpg

2.四角い枠に薄く入れて固めたら
IMG_6448.jpg

3.その上にラメマニキュアを塗り、乾いたらプロクリスタルUVを薄く入れて固めてみたところ硬化しました。
IMG_6449.jpg

スタッフの実験では、タミヤカラー、ピカエースも使えたそうです。

※着色した場合は、クリアの物よりも照射時間を上げる、照射パワーを上げるために底上げ作業をするなどした方がいいです。マットな色は特に!

※今後も、使えた着色剤、使えなかった着色剤を追記していきたいと思います。


■硬化収縮について

UVレジンは硬化すると収縮します。
どれくらい収縮するかですが、改良された【プロクリスタルUV】の硬化収縮は、油性のUVレジンと同じくらいです。
※初期のプロクリスタルUVは硬化収縮が小さかったのですが、硬化の安定、硬化速度の向上のために内容を変えたことで、硬化収縮については油性タイプのレジンと同じくらいの収縮率となったようです。

■硬度について

硬化後の硬度は低めです。 (あまり固くない、強度が少し落ちるという意味)
硬度が低いので、薄い、細いものは、折れやすいです。

■接着力について

水溶性レジン(プロクリスタルUV)は油性UVレジンに比べ、接着力が弱いです

これが原因で、セッティング、枠などにレジンを入れて硬化させた後、セッティングや枠から外れてしまうという問題があります。
硬化して収縮した際、接着力が低いので、セッティングや枠に接している面から剥がれてしまうのです・・・(>_<)
IMG_6427.jpg

セッティング内にくっついていると思い、最後まで作ってみたら、最後に中身が浮き上がってしまうという現象などが起きたりします。
Apricot Oreangeのアンミカさん写真提供↓)
IMG_6462.jpg

こちらは、枠から剥がれてしまったもの。
Apricot Oreangeのアンミカさん写真提供↓)
IMG_6461.jpg

ただ、この現象、大きい枠と小さい枠では収縮率が違うのか、小さいものを作る時にはそれほど気になりません。
また、枠の場合、両面とも枠部分まで覆ってしまえば、それがストッパーになって、枠から外れるという事はありません。

枠やセッティングから外れないようにする対応策はあります。
現在どういう方法が、一番いいのかを実験しながら確認しています。
情報がわかりましたら、この記事にリンク致します。

発想の転換!!
接着力が弱い(?)ので、一見「だめじゃん!」と思うかもですが、この特性をいかせば、気に入っているセッティングや、枠なしのレジン作品が作れます!
枠があることで、好きな位置にピンを刺せない、穴を開けられないよぉ~、枠がなければなぁ~なんて思ったことはありませんか?
そんな時は、プロクリスタルUVを使えば、わざと、枠から外して、レジンだけの作品をつくることが可能(^_-)-☆
シリコンの型がなくても、枠なし作品が作るということになります!

※ただし、プロクリスタルUVは硬度が低いので、薄い、細いものは、折れやすいです。
なので、薄い作品や細い部分があるデザインの物は、上に油性のUVレジンなどを盛って、補強しないと強度的に問題があります。でもうまく組み合わせれば面白い作品が作れそうです。

■表面の手触り

未硬化ジェルはないのですが、表面は油性のUVレジンに比べると、カチカチ&つるん!という感じではないです。

ちょっとだけ、摩擦感があります。

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以上、今まで実験してわかったこととなります。

ここまでいろいろ実験してきましたが、枠の大きさや形によって現象が異なる場合もあるでしょうし、着色剤の種類によっても現象が異なる可能性があります。
とりあえず、やってみてわかった事実を載せていますが、環境によって違う現象が出る場合もあることをご了承いただけた上で、参考にしていただけたらと思います。

そして水溶性レジンは油性のUVレジンとは別物・・・という認識でお使い頂くことをおススメします。
同じUVレジンではありますが、油性と水性ですので、単純に比較するのではなく、それぞれの特性を理解し上手く使い分けるのがいいかと思います。

レジンアレルギーの問題などもあるので、可能な限り、水溶性レジンで出来ることを追及していきたいと思います。
また、何かわかりましたら、この記事に追記していきます。

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もしお使いになってみたい!という方は是非(^_-)-☆

よろしくお願い致します。

HFでは改良版のプロクリスタルUVのみを発売しております。

プロクリスタルUVをお使いになってみたい方はこちら↓

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こちらの商品は宅急便コンパクトで発送可能です。

お店へのご来店お待ちしております\(^o^)/


ではではまたぁ~!




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[ 2015/05/05 16:35 ] ☆レジン | TB(-) | CM(0)

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